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ヤンゴン観光の新穴場スポット!The Secretariatとは?!

ミャンマー

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ミャンマーに来たからには外せない観光地

いろいろ挙げることがことができると思いますが、

私の個人的なおススメは

The Secretariat(旧市庁舎)です!

 

無料で見られる部分もありますが、

一部の内部は有料のツアー(英語)に参加しないと見られませんでした。

有料ツアーは昼の休憩時間だけはやっていませんでしたので

その点だけ気をつけてくださいね。

わたしたちは情報もなく何も調べず行ったので

参考にしていただけたらうれしいです。

 

この記事では以下の内容について書いています。

・The Secretariatについての説明。

・The Secretariatの基本情報。

・The Secretariatの場所。

・The Secretariatの行き方。

・The Secretariatの無料開放エリアについての情報。

・The Secretariatの有料見学ツアーの様子。

 

時間のない方は下の目次の該当する部分をクリックするとその部分にとびますよ。

※記事の内容は2019年11月時点の内容になります。変更になっている可能性があります。

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The Secretariatとは?

実はここアウンサン・スーチーさんのお父さん、

将軍アウンサン・オンサンが1947年に暗殺された現場なのです。

 

ちょうど2019年10月29日に旧市庁舎が博物館に生まれ変わると

ミャンマーの国営紙が発表したばかりなんです。

私がミャンマーに行ったのは2019年11月中頃。

ちょうど首相のこの発表の後だったんですね。

 

なぜリノベーションされることになったのか。

それはピョー・ミン・テイン首相の言葉によると

「庁舎の歴史を知りたいという人々の願いに応えて…」

とのことです。

 

アウンサン将軍暗殺という歴史を変えた場所ということで

人々の関心が非常に高いことに加え

ビクトリア朝の建物自体が歴史的に価値が高いからです。

ビルマ省庁舎は1948年にビルマ(ミャンマー)が独立するまで

イギリス植民地政府の拠点として使われていました。

 

将軍は暗殺されてからもビルマを独立に導いた父として

今も国民から深く敬われ慕われています。

建物は軍事政権が始まってから長い年数放置され

廃墟と化していましたが

 

廃れた色も明るい色に外装が塗り替えられ

内側も修復が進んでいます。

私が訪問した時には

後ろ側の建物には足場がかけられている状態でした。

 

とはいえ見る価値は大いにあります。

建物の前側は足場が撤去されていますし北側の一階二階は

無料で見ることができます。

 

何より暗殺現場となった回廊、現場となった部屋の見学は

入口で申込書に記入しお金を払うだけでツアーに参加できるんです!

見学ツアーのコースは一般の人には公開されていないエリアです。

まだ改装のされていない、暗殺当時そのままの時を垣間見ることができ

それがとっても感慨深かったのでご紹介したいと思います。

The Secretariatの基本情報について

開館時間 : 9:00~17:00

住所 : Thein Phyu Road, Middle Block, ရန်ကုန်, ミャンマー (ビルマ)

入館料 : 無料

ツアー金額 : 15000チャット※2019年11月現在(年々値上がりしています)

時間 : 9:30~16:30(昼の12:30を除く1時間毎にあります)

所要時間 : 45分~1時間弱

The Secretariatの場所と行き方について

The Secretariatはスーレーパゴダの少し東側にあります。

The Secretariatの行き方について

スーレーパゴダ周辺のホテルに泊まっているなら

徒歩でも行くことが可能です。

ホテルの場所にもよりますが15分前後で行けると思います。

 

それより遠い場合はタクシーかgrabで行くのが便利です。

おススメはgrabです。

 

あらかじめ料金がわかりますし、

運転手さんに行き先を説明しなくてもいいし、

料金をカード払いできます。

アジアの各国でgrabを使ってきましたが、

ミャンマーの料金は安かったですよ!

The Secretariatの無料開放エリアについての情報

では行ってみましょう!

 

最初に私が旧総督府を最初に見たのは全くの偶然でした。

たまたまgrabに乗って移動中

レンガ色の濃い明るい大きな建物を見て

なんだろう?とすぐにグーグルで調べたのがきっかけです。

 

後で見返すと将軍アウンサンが暗殺されたところだと知り

歴史が好きな私は予定変更!!

早速、ヤンゴンの行ってみたいリストのトップに

躍り出たのでした。

 

ホテルからとっても近かったので後日歩いて行きました。

午前11時過ぎ到着。

建物入口のゲートのところで荷物も含めたボディーチェックがあります。

とはいえかなり緩かったですが。

 

赤い建物に入ると重厚感のある落ち着いた空間。

天窓から光をとってモノトーンがくっきりしています。

右の階段をのぼりました。

 

一階にはカフェがありました。

この東側全体は無料で見ることができるので

カフェを利用するのにも入場料は必要ないんです。

カフェの反対側にはお土産屋さんがあります。

 

左に進むと修復中の向かいの棟が見えます。

廊下や階段でモデル並みに写真撮影されてるカップルが多かったです。

コロニアル建築はどこをとっても様になるので

向かいは暗殺現場とはいえ今は密かな映えスポットかもしれませんね。

 

東側もまだ立ち入れないところが多かったです。

階下に降り、守衛さんがいるところから芝生に出て写真を撮ろうとしたら

ここから先はお金を払わないといけないとのこと。

ツアーの人たちだけ入れるそうです。

 

門のところに戻るとツアーの時間を過ぎてしまったので(汗汗

次の時間まで近くでランチに行くことにしました。

写真はツアーの案内板。

門を入って右手にあります。

 

9000チャットだったのがちょうど15000チャットに

値上がりしたばかりでした(泣)←なんてタイミング

The Secretariatの有料見学ツアーの様子について

1:30からのツアーに間に合うように戻ってきました。

東門の右手のこちらに声をかけてツアーしたい

というと、簡単な用紙をくださるので名前や国籍など記入します。

冒頭でも書きましたが。現時点では日本語のツアーはなく英語になります。

 

するとこんなカードをくださいました。

アジアツアーミャンマー。

首から下げてゲートを抜けるとツアー開始です。

 

守衛さんにまた止められたけどカードを見ると無事通過。

特別に入れるって気持ちがいいです。

先ほどいた棟の裏側も見れちゃいます。

 

最初に案内される北側のこの建物。

この中でまずビデオを見ました。

この建物横の黒ずんだ屋根の煉瓦は

当時のままの煉瓦なんだそうです!

 

しかも日本産ですって!ガイドの女性がニッコリこちらを見ます。

あ、さっき国籍書いたから知ってるんだった…。

外の廊下には新しい瓦が置いてあり

瓦の組み方が分かるようになっていました。

 

アウンサン将軍と共に暗殺された計9人の

顔のパネルが並んでいました。

右端の彼、まだ34歳という若さで亡くなったんですね。

 

身が引き締まります。

 

以前使われていた国会議事堂

ここでガイドさんが進んで記念撮影してくださいました。

 

天井のこの形はユニオンジャックの形になってるそうです。

 

この建物の中もまだ改装中でした。

 

外に出て記念撮影。

私たちを含め参加者は8人でした。

 

向かいの西門です。

未開の場所、いよいよですっ!!

 

入ってすぐ、天井の形は東側と同じですが

心なしか暗い感じがしました。

 

階段をのぼります。

布が被せてあったり埃っぽかったり

まだペンキが塗り替えられていなくて

当時のままの現場にいることに厳かな気持ちになりました。

 

手すりの古い感じが好きです。

 

階段。

暗殺者たちもあの日ここを上がっていったんですね。

 

上がってすぐのところ。

むき出しの煉瓦。

 

実はこのすぐ横で

守衛をしていた彼が最初に襲われ亡くなりました。

まだ19、20歳くらい。

 

暗殺現場の手前の部屋。

 

ここが暗殺現場の部屋です。

鍵がかかって入れません。

 

窓越しに見る暗殺現場の部屋です。

奥にアウンサンが座っていたそうですが

驚くほど何も置いてありませんでした。

板がひいてあるのはなぜでしょうか。

 

ここでガイドさんが犯人の顔、武器、犯人が処刑されたときの

写真を見せてくださいました。

絞首刑でした。

 

現場の廊下の前には

暗殺後に部屋から得られた歴史的な証拠

となる写真のコピーが掲示板にはってありました。

 

血をぬぐったハンカチ、眼鏡、手紙など。

 

ここからは東門から南の回廊へ向かいます。

こんな風に上の窓も回転して開くのですね。

個人的な希望として…

せっかくの貴重な建物、

当時に思いをはせれるように

既に終わった外壁塗装のように全部ペンキで塗りたくるのではなく

割れた窓や壁をこのまま残してる場所も欲しいな~

と思いました。

 

下から50㎝くらいのところに何かあったんでしょうか。

 

南にきました。

広すぎるここは何に使われるのでしょう。

外側の四角い窓が3つふさがれてるのが気になります。

 

この階段はどこに行くのかしら?

 

ずっと長い廊下が続きます。

修復過程で色んなものが取り去られてるせいか

不思議な光景がよく目に留まります。

この壁に付いた洗面台はなんだろうとか。

 

修復作業中の方にも会います。

よく見たら花の形の可愛い模様のタイルですね!

この可愛い花柄をちゃんと再現してくれるかな~。

 

静かで埃っぽい空間と建物の陰に

タイムスリップしたような不思議な感覚を覚えます。

ノスタルジックってこうゆうことなんですね~。

 

螺旋階段。

なんと、大規模な修復工事真っ最中で絵になるような写真は

全く撮れませんでした。残念!!

 

それにしても真っ白すぎやしませんか?

雪が降ったあとのようでした。

いくら後から塗り替えるとはいえ

せっかくの貴重な遺産が覆いもしてなくてちょっと悲しいですね。

 

 

そこから3階にあがり

さらに部屋を見てまわりました。

 

この回転扉の汚れも最近のものだろうな~。

 

トイレが思いもしないところにありました。

これって今は使ってないよね??

 

3階からの景色。

東ウィングをのぞみます。

 

その後また螺旋階段を伝って降ります。

ツタの真ん中にお花が。

 

英国ビクトリア女王の顔の手すり。

マハバンドゥーラ公園の独立記念塔の場所にも

独立以前は塔ではなくビクトリア女王の彫像が立っていました。

…にしてもすごい足場ですよね!

逆に貴重な写真かも。

 

床。

 

タイルの花柄がちゃんと復元されていました。

よかったー!

 

南の中央入口。ここから出てきました。

よく見ると二階の窓の真ん中も

回転させる窓でおもしろいですね。

(写真の2階左側と右下)

 

東ウィングの一階一番奥に大きなトイレがありました。

この写真でいうと右端です。

 

約1時間のツアーですが、1時間より少し早くツアーが終了しました。

解散してカードを返した後は自由行動です。

ガイドがいないので南棟と西棟に戻れませんので

みな東に戻りました。

写真はトイレの前から撮った南と西ウィング。

 

修復工事は2022年に終わるようです。

今の建物の中は何もなく、これから店舗など募集があるのかもしれません。

また来ることがあったら西棟がどんな風に変わったのか

螺旋階段も雪景色もどう修復されたのかぜひ見たいなと思いました。

 

入口には植物も多く植えられて庭のようになっていました。

時間のある方は見てみてくださいね。

まとめ

現在、毎日400人から500人の見学者が訪れているそうです。

私が行った11月からツアーの値段が9000から15000チャットにあがったので

これから先また上がる可能性も…ありますね。

 

ミャンマーに欠かせない人物、アウンサン・オンサン将軍。

暗殺された翌年に悲願のイギリスからの独立を果たしました。

長年の夢半ばで亡くなった彼が

どんな気持ちでこの場所を訪れていたのか

ツアーに参加すると考えさせられる場所でした。

 

もし時間があるようでしたら、

有料ツアーに参加して当時の空気感を感じて下さいね。

無料のエリアだけでもインスタ映えする写真は撮れますよ!

 

ヤンゴン観光のおすすめ観光スポットを下の記事にまとめています。

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